日々の泡

いろんなものの習慣付けに使うブログ。ブログ名は頻繁に変わります

好きなもの03「飯野賢治」

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飯野賢治という名前をみるだけで、なんとなく胸がキュンとするのは何故だろう。

飯野賢治とは

Dの食卓でめちゃ売れしたわかきカリスマゲームクリエイター
ゲームの風雲児がキャッチコピーで一バラエティー番組にも出演した。

風のリグレットのイメージ

実はわたしが最後までやったのは、風のリグレットだけで(だから胸がキュンとするのか?)、Dの食卓は途中で寝てしまったし、他のゲームはハードを持ってなかったのでやったことがない。 

 

センスの良さ

サブカルセンスの良いゲームクリエイターだったように思う。
風のリグレットにしたって、BGMが鈴木慶一で、エンディングテーマが矢野顕子の「ひとつだけ」。 

リアルサウンド ?風のリグレット ― オリジナル・サウンドトラック

リアルサウンド ?風のリグレット ― オリジナル・サウンドトラック

 

 

新しいことをする人

今も昔も成功の有無関係なく、新しいことに挑戦する人がわたしは好きだ。
飯野賢治はわたしの好きなゲームというジャンルで新しいことをする人だった。

 

飯野賢治が嫌いな人もいる。

わたしの師匠としている人はそういえば飯野賢治が嫌いだった。
曰く「飯野賢治が好き勝手やっても失敗したせいで、俺たちが新しいことをできなくなった」だそうだ。
当てつけだ、と思ったもんだ。

 

カリスマだったなぁと思う

若者に対して、「どうしようもないやつはうちにきてゲーム作ろうぜ。ゲーム作りはライブなんだ!」みたいなことをいう人だった。
伊集院光が「フランケンソバージュ」というあだ名をつけた異様な風貌も一役かっていた。

飯野賢治の影響でゲームクリエイターを目指した若者どれくらいいるんだろう。

結局、飯野賢治が作ったゲームが売れなかったように、ゲーム業界もユーザーも別段新しい革命的なものを求めなかった。

3Dグラフィックに関しても、日本のゲーム界はそんなに高水準なものを求めなかったようだった。

飯野賢治に憧れてゲーム業界にいってダメになった若者もたくさんいるような気がする。わたしもその口だったように思う。

 

いいものをしってる人だった。

大衆評価でいうところのマイナーとかメジャーではなく、もっと広い意味でのマイナーとメジャーを理解してて、そういった作品を使い分けて話せる人だったように思う。

わたしの中の理想のオタク像というのが、飯野賢治なのかもしれない。

 

ゲーム批評からでた「飯野賢治の本」がおもしろかった。

いろんな人と飯野賢治が対談する本なのだけど、本当にいろんな人がでてておもしろかった。

 

楳図かずお」とは地球生物説みたいな話をしていたり、
宮本 茂(マリオ作った人)にマリオ64のダメ出ししたり、
飯田和敏太陽の塔と、アクアノートの休日作った人)とは「二人で部屋に閉じ込められたら話し合って上、自殺しそうだよね」みたいな話をしたり、横井軍平枯れた技術の水平思考ファミコンを作った人)とは、ゲームウォッチの新しいアイディアなど、その他いろいろ。

中学生の頃に読んで、すごく影響を受けた本のひとつ。

 

 

飯野賢治の本

飯野賢治の本

 

 

ワンダの巨像とかは飯野賢治の意思をついでいる。

なんか具体的どうこうって言われると難しいけど、
ワンダの巨像は、飯野賢治が「3Dにはロマンがあるよ」といってたものそのものの動きをしてたので、元ワープの人が作ってるんだろうなと思った。(いま調べたら本当にそうだったので、どや顏してる)
まあ、ワンダの巨像も友達の家でちょっとやったきりで、ちゃんとプレイしてないんだけどな。

 

ワンダと巨像

ワンダと巨像

 

 

おやすみ、カリスマ

ともあれ飯野賢治は若くして亡くなってしまった。
おやすみなさい。